当院ではボトックス治療を行っています
ボトックス ®による治療の対象となるのは、「眼瞼けいれん」、「片側顔面けいれん」、「痙性斜頸」、「小児脳性麻痺患者における 下肢痙縮に伴う尖足」、「上肢痙縮」、「下肢痙縮」、「重度の原発性腋窩多汗症」、「斜視」、および「けいれん性発声障害」と呼ばれる病気です。
ボトックス ®は、ボツリヌス菌がつくり出すA型ボツリヌストキシン (天然のタンパク質)を有効成分とするお薬です。
ボツリヌス菌を注射するわけではありませんので、ボツリヌス菌に感染するといった危険性はありません。
さまざまな研究の結果、このタンパク質のごく少量を緊張している筋肉に直接注射すると、その筋肉がゆるみ、緊張やけいれんがおさまることがわかっています。
また、わきの下の皮膚に注射すると汗腺の働きを抑え、過剰な発汗を抑えることがわかっています。
このような作用をもつことから、ボトックス®は医薬品として使用されています。
ボトックス®とは
●この薬は、国内および海外で行われた臨床試験の結果、「眼瞼けいれん」、「片側顔面けいれん」、「痙性斜頸」、「2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足」、「上肢痙縮」、「下肢痙縮」、「重度の原発性腋窩多汗症」、「斜視」、 および「けいれん性発声障害」 に対する有効性が科学的に認められています。
この治療について心配なことや不明な点などございましたら、 当院担当医師にいつでもお気軽にご相談ください!